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菅原伝授手習鑑

観てまいりました。3月大歌舞伎、昼の部でございます。
菅原道真公のお話の通し狂言です。
昼の部は「加茂堤」「筆法伝授」「道明寺」

片岡仁左衛門さんの管承相(菅原道真)は、それはもう正に!
どこからみても、品があって貫禄もあり、美しいことといったら。
道真公の悲劇をみごとに演じてらして、ああ観て良かった。と
思いました。

菊之助さん、愛之助さん、染五郎さんも、それぞれに美しく、
もちろん他の若手さん達も、頑張っているご様子に、おばさんは
嬉しいのでありました。
やっぱり歌舞伎は日本の様式美の代表ですもの。
いつまでも続いてほしいものです。
このところ、訃報が続くだけになおさら。

今回、覚寿お婆さまが、娘の仇をとって大男の悪い婿を成敗する
あたりも婆パワー全開で、力が入って観ちゃいました。
「そうだ、頑張れ覚寿!」(気丈な婆さまをみると、なぜか興奮する私・笑)

それにしても菅公は不思議がまつわるお方で、今回のお話でも心を
込めて彫った木像が身替わりとなって菅公の命を救ったり、
「東風吹かば、匂ひおこせよ梅の花、主なしとて春な忘れそ」
あの有名な飛梅伝説とか、亡くなった後も自分を陥れた藤原氏に
祟ったりと、枚挙に暇がありません。

私が1月に描き終えた和のタロットカードでも、岩倉ミケさんに「菅公を
モデルに」と言われて京の町に雷を放つ雷神(ビジュアル系イケメン雷神
・笑)となったお姿を描きました。
(ほら、梅鉢の紋が見えるでしょ?)

       タロット、ミカヅチ

16番のカードは西洋タロットで言う所の「Tower」、塔にあたります。
これは破壊を意味し、雷が落ちて倒れる塔の図案はよくみられます。
和版なので、タワーを五重塔にみたてたという訳です。
破壊は「偉大な変革」を暗示する・・・そんなカードなのかもしれません。

菅公はさまざまな功績を残し、日本の為に尽くしてくれました。
それを讃え、供養の気持ちも込めて描いたものです。

はて、どこから話がそれてしまったか・・・?
(さりげな〜く、タロットの宣伝しちゃいました)



この日、ご一緒した皆様と
歌舞伎座階段前3人




リコさん帯前リコさん、お太鼓
R子さんはヒラヒラと舞う桜の花びらが儚げ。
江戸小紋に背の飾り紋が春らしい。
帯締めのピンクに女性らしさを感じます。


由紀子さん、帯前由紀子さん、お太鼓
Y子さん、桜はどこに?と探してみれば、お襦袢にちゃんと。
隠れ桜ですね。良いお色の袋帯。
派手に金糸がある訳でもなく、でもつややかで、品良く格調高く。
こんな帯が1本あれば、重宝するだろうな・・・。(涎)



私は
桜の大島2
一足早く満開の夜桜大島。

桜大島と帯前
帯は灰桜色、上原美智子氏の透かし吉野織。
花後に出る若葉の色を帯揚げに、帯締めは三井寺。
(Y子さん、お写真ありがと。自分ではこの角度撮れません)