知られざるミュシャ展

アルフォンス・ミュシャは好きな画家で今回のそごう
美術館で開かれる展覧会を楽しみにしていた。

アルフォンス・ミュッシャ

私が特に好きなのはポスター画家としての彼の作品達だ。
「ミュシャ様式」と呼ばれた「まばゆいばかりに豊かな髪を
もつ象徴的な理想家された女性」達はまさに「美の女神」で
学生時代、どうしてこんな風に描けるのだろう・・・と、
飽きることなく眺めていた。
顔の表情とかしなやかな肢体は写実的に描かれているのに
それを黒の強い線で縁取ったり、動きのある髪の渦や、その
女神達をさらに縁取る装飾の模様はミュシャの真骨頂だろう。
ポスターを最初に芸術の域にまで浮上させたのはミュシャでは
ないだろうか・・・。(ロートレックがいるだろう、という
声も聞こえてきそうだが・・・)

彼はチェコ出身なのでパリの華やかな時代を経て、やがては
スラブ民族の精神に目覚め、祖国の為に絵を描くようになる。
そこにはもう、美の女神の姿はないが、国家と人類愛に
満ちた作品からは崇高で強い信念が感じられる。

今回初めて晩年の作品をじっくりと観て、あらためて彼の
偉大さを感じられたことは大きな収穫だった。

人はどこにいてもやっぱり魂は祖国に戻るのだな。
そして最後は「愛」そこにたどり着くのだということを
教えてくれたミュシャの作品達だった。


「知られざるミュシャ展」故国モラヴィアと栄光のパリ
10月19日(土)から12月1日(日)まで
そごう美術館・横浜そごう内






この日のきものは
awai、ウール
グリーン系の縞のウールのきもの。
これは「お家きもの」で、外に着て出たことは
なかったのだが、今日は完全offだし、たまには
・・・と。帯飾りはsakurakoさん作の「うさこ」

黄色帯、お太鼓
帯はそれこそ、きものを着始めた頃に京都で
買ったもの。ずーーーっと簞笥の肥やしに
なっていた、みちのく・まほろば絣の八寸。
銀杏の葉色で秋らしく。


ウールに羽織
大島の羽織、羽織紐はやはりsakurakoさん作の
「弁慶」


帰りは夫と落ち合って、やぶそばで「牡蠣そば」を。
美味でございました〜◎
やぶそば