只今、進行中

祇園祭りの余韻が残る京の街に行ってまいりました。
その日は雲り空に時折の雨がザーッと。
でもそのお陰で「暑い京都」を覚悟していた割には嬉しい
肩すかし。

以前にもお話しました「京都タロット」のアートピースを作る
というプロジェクトが本格的に始まりました。
本日は(株)大入さんにてミーティングです。

アートピースというのは、普通の一般的なタロットカードではなく
私の絵に焦点を当ててアートとして見る方に重きを置いた、
でも実際にカードとしても使えるものです。
平たく言ってしまえば、マニア向きとでも言いましょうか。

(株)大入さんは京都の経師やさん。
手がけていらっしゃるのは国宝級の掛け軸、書画などの修復や複製の
制作など、それはそれは凄いことをやっていらっしゃるのです。
何でそんな所にご縁が繋がるのか、これも「京都タロット」の七不思議
ですねぇ。

大入さんと複製画
工房にて浮世絵の複製を見せて頂いているところ。
大入社長、後ろからごめんなさい。

「大入」というのは会社名かと思ったら、社長の本名なのです。
それがそのまま会社名になっているのですね。
縁起の良いお名前です。
ご本人は一言でいうなら、大黒様のような方。
やっぱり縁起が良いです。(笑)


ミーティング中
ミーティング中の様子。


この日は4時間近くの長時間のミーティング。
いろいろなアイディアや意見の応酬で中身が濃かった。
担当のYさんはデキル女性。
こちらの質問にテキパキと的確にお答えになる姿が頼もしかったです。
こういう方なら安心してお任せ出来ます。

そして皆様の熱心さには頭が下がるばかりです。
このタロットを愛し、本当に良いものを作ろうとしているのが伝わって
きて、ミケさんも私も胸が熱くなりました。

はてさて夢を形に、第二ステージのまずは始めの一歩を踏み出した
ところ、これからの進行が楽しみであります。

どんなカードになって、どんな箱に収まるのでしょう?
それは単にタロットカードを収めるのではなく、夢や希望、果ては
小さな宇宙の詰まった「箱」になるといいなぁ〜。


<おまけ>
余花庵さん
こちらは、来年4月に「墨アート」の個展をする「余花庵」さん
「よかあん」と読みます。もともと古美術を扱っている雰囲気のある
素敵なギャラリーです。それまでに「京都タロット」のカードセットも
完成し、ここでお披露目出来るといいなと思っています。
皆様、応援してくださいね。
あれ? このセリフ 最近誰かさんが言ってたような・・・(笑)




京都タロットの会

昨年秋に京都でおこなった「京都タロットの原画展」
東ではやらないの?というお言葉を頂き、週末に2日間
お友達やタロット好きな方、タロット制作にお力を貸して頂いた方達
などに、お声をかけて原画展とタロット占いの会をいたしました。

場所は私のアトリエでもある長平庵。
そもそもタロットの絵達はここが、誕生の場ですから展示もしっくりと
馴染む訳ですよね。

コーナーの5枚

オロチ

これの為に原案者である岩倉ミケさんも、わざわざ京都から来て
くださいました。
原画展とはいえ、やっぱり皆様せっかくですから実際にカードを使って
みたいですよねぇ。
という訳でミケさん、到着するなり早速占い開始。
結局、京都の時と同じで2日間カードを読み解き続けていました。
お疲れ様です。

原画は「絵」ですがカードとなって実際にこうして使うことにより
それぞれの絵が生き生きとしてくるのが見ていて面白いな〜と
思いました。

クラマ、アマテラス

お伽系

そして何より興味深かったのは、タロットに詳しい方もそうでない方も
皆様、楽しそうに時には真剣にカードを引いてらしたこと。
そして目をキラキラさせて、こんなカードを引いたのよ、とお話し合って
ました。女学生のように・・・
こんな風にカードと遊んでもらえて、本当に嬉しかったです。
感慨深いものがありました。
1人で黙々と絵を描いていた時は、この場所でこんな日が来るなんて
想像もしませんでした。

床の間

文机

少しづつ少しづつ進化してゆく「京都タロット」
実は今、アートピースを作るというプロジェクトが進んでいます。
このタロットをプロモートしてくださっているスターポエッツギャラリーの
今村仁美さんの号令のもと、再びメンバー再結集。
これからは、このタロットを育ててゆく楽しみをじっくりと味わっていきたいと
思います。

お暑い中をお越しくださいました皆様に心より感謝申し上げます。


さて・・・
最後にこれからの京都タロットがどうなってゆくのか?を聞いてみました。

これからの事を聞く

剣の局は感情から離れて冷静な判断が出来る女性。
たろうは、多様な可能性、潜在能力。
創造の根源、まさにここから物語は始まるのです。
鏡の参は、熟練した賛同者を得て形を作る、というカード。

ふむふむ
明らかに鏡の参はミケさん、仁美さん、私ですね。
ここからまた新たなスタートをきるという事か・・・
そこには常に冷静な判断を持って。ということですね。
なる程、頑張ります(笑)

遊びをせんとや、生まれけむ・・・



明日はいらっしゃったお客様(今回はおきものの方に限らせて
頂きました)のスナップをご紹介しますね。






占ってみる

タロットカードが出来上がってまいりました。
と言ってもこれは、会場でミケさんがタロット占いのデモンストレーション
をする時に使うもので、販売用ではありません。
版画工房アーティーさんが、デモ用に特別に制作してくれたものです。
そうです! アーカイバル版画で出来たカードです。
何と贅沢なことでしょう。
普通の印刷とは違うので、色も沈まず、絵達も活き活きと浮かび上がってきます。

京都タロット、カード

裏表紙はATOSの吉池さんがデザインしたもの。
弁柄色が効いてますねー。


早速、今回の個展について占ってみました。

三枚のカード

78枚のカード全部使ったのにも関わらず、ひいたのは全部 大アルカナカード
でした! これは奇跡的確立なのでは?

さて、これをミケさんのレゾネを元に解釈してみます。
一般的に左から過去、現在、未来を表します。

まず1番左は「イナリ」
イナリは父性的な厳然とした力で導き、陰陽のバランスを安定させる者。
強い信頼関係によって固められると、すべての基礎、基盤として揺るぎない
ことを教える。
つまりこの場合、基礎を固めてきた結果が今回、個展という形で結実した
という事でしょうか。

2番目は「トリイ」
11番のカードは、まさにオープンゲートです。
絵では稲穂を手に鳥居をくぐらんとする「私」が描かれています。
鳥居をくぐると様々に変化を遂げながら新しい世界を手に入れてゆく、その
始まりの時を告げているのです。
ドンピシャなカードで、ビックリですねぇ。

3番目は「ヤマト」
これが逆さまに出たのでちょっと不安になりました。というのも、他のタロットでは
逆さに出ると意味も逆になると解釈するものもあるからです。
が、ミケさんに聞くと「京都タロット」では、あくまでもポジティブ、プラス思考。
そこは日本人らしく、もっとファジーに受け止めます。
このカードは「自らの意志で荒波に打ち克つ」というものですが、逆さに出たことで
そこまでイケイケドンドンに捉えなくても良い。
今のままで、ただ波に乗ってゆけば良し。という解釈になりました。

いや〜、面白いですねぇ タロット。
一応、このカードにはこんな意味がある。というのは必要ですが、あくまでも
タロットカードは自分との対話。ひいたカードの中にその時に自分が何を見つけるか
(絵の中にはいろいろなシンボルが描かれているので)それを大切にして見てゆけば
良いのかもしれません。

私も逆さまになった「ヤマト」を見た時、剣や人物はあまり目にはいらず、丸い波
ばかりが目にはいりました。
今まで絵を逆さまに見たことがなかったので、これは新鮮な発見でした。


スターポエッツギャラリーさん、岩倉ミケさんも原画展のお知らせをしています。
ご興味のある方は、ぜひ覗いてみてください。
特にミケさんの「京タロB面」(社外秘)はタロット制作に関しての裏話などもあって
面白いですよ〜。


スターポエッツ・ギャラリー、サイト

岩倉ミケ「京都タロット宙のメサージュ」


*絵の著作は朋百香にございます。無断転写、掲載は固くお断りいたします。

「京都タロット」始動

京都タロットのDM

期間:平成28年11月9日(水)〜14日(月)
時間:10:00〜18:00  *最終日は16:00まで
会場:烏丸御池しまだいギャラリー

「11月11日(金)オープニングレセプション」
特別企画 京都タロット秘話&占術デモンストレーション
15:00〜16:00 朋百香(画)岩倉ミケ(原案)による京都タロットが出来るまでの
秘話会
16:00〜17:00 岩倉ミケによる
京都タロット占術デモンストレーション
参加無料ご予約は必要ございません。

烏丸御池しまだいギャラリー
〒604-0844 京都府京都市中京区御池通東洞院西北角
TEL:075-221-5007   H.P http://shimadai-gallery.com
*東洞院通側の入口をご利用ください。

主催:スターポエッツギャラリー http://star-poets.com   協力:版画工房 Artie  http://artie.co.jp
ご連絡先:as@star-poets.com 080-4339-4196  担当 今村(スターポエッツギャラリー)


さあ、怒濤の「京都タロット・原画展」宣伝月刊の始まりです!(笑)
とうとう個展まで一ヶ月をきりました。
プロモートをお願いしたスターポエッツの今村仁美さん始め、原案者の
岩倉ミケさん、版画工房アーティーさん、皆様のご協力で着々と準備が進んで
おります。ATOZの吉池康二さんデザインのDMの美しいこと!
実は今回、レゾネ(タロットのカタログ)も制作しておりまして、こちらの
デザインも吉池さんにお願いしています。絵の下にはミケさんによるカードの意味
が簡単に書いてあってこれを見れば「京都タロット」の全容が分かる、
というものです。もちろん、作成は版画工房アーティーさんのアーカイバルです。
原画と見紛うほどのクオリティでレゾネが出来るとは、完成が待ち遠しいです。

普段、絵を描くという仕事は孤独に黙々とやるものですが、今回の個展の
準備はそれぞれのプロがそれぞれの腕の見せ所。
お互いメールで意見を交換しあって、個展を作り上げてゆく作業は私に
とって初めてのことで、毎日がわくわくです。








第一の完成

昨年末に和のタロットカードの絵を描き終えた。
大アルカナカード 22枚、数カード 40枚、人物カード 16枚。
合計78枚。
5年という歳月をかけて完成した絵札達は、どれも私にとっては
可愛い子供達だ。
生みの苦しみを味わったものもあれば、いとも簡単に描けたものも
ある。


大アルカナカード
大アルカナカード、22枚


完成に漕ぎ着けられたのも、応援してくださった方達や協力してくださった
方達のお陰(例えば絵のモデルになって頂いたり)、いつも詰まった時に
ヒントをくれるミケさん、原画をカードにデザインする作業をしてくださった
版画工房アーティーさん、等々たくさんのお力をお借りした。
その方達に心からの感謝を送ります。


ゴローさん、データ作成中
最後のカードのデータを作成するアーティーのゴローさん。


実を言うと、もっと達成感があるのでは・・・と思っていたのに、案外
サッパリとしたもんです。
ああ、やっと終わった・・・と。

それともこれに、ミケさんの注釈が付いて、タロットカードとしてデビュー
した時こそ、「おおー!」という感動が訪れるのだろうか?
いすれにしても、ミケさんにバトンタッチして、これからは楽しみに
待つ身となった。

78枚も描いておきながら、あまりタロットカードのことは詳しくない。
「変な先入観を持たない方がいいから」と、ミケさんに言われたことも
あって、あえて内容について勉強もしなかった。
だが、例えば西洋版の「ラバーズ」がこちらでは「ムスビ」(結び)と
なったり、「デビル」が「オロチ」(八岐大蛇)となったり、「ジャスティス」が
「エンマ」(閻魔大王)となったり、なる程ミケさんの構想やネーミングは
西洋版と対比しながら見事に和風になっていて、感心させられたし、
興味もわいた。タロットについて、これからお勉強してもいいかな。


人物カード
人物カード、16枚


いつも絵達は私の手を離れると、まるで意志があるように動きだす。
きっとこの子達もそうだろう。行くべき所に行って、ある人は、このカードで
見えない世界と触れ合うかもしれない。
ある人は今まで気付かなかった自分を発見するかもしれない。
現にミケさんも私もカードを作りながら、助けられたり、気付かされたことが
たくさんあったから。
そんな風にワクワクしながら、このカードを手に取った人の何かのキッカケや
気付きのお手伝いとなることを夢みて、私は筆を置くことにしよう。
ミケさん、あとは宜しくお願いします。