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赤いハート

「人生とは時間をかけて自分を愛する旅」
と言ったのは誰だったでしょうか?

子育て、仕事、親の介護と夢中でやってきて自分を
振り返る暇もなかった。
この歳になって、ようやくこの言葉の意味を しみじみ味わうことが
できるようになりました。

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「赤いハート」 和紙に墨、アクリル (個人所有)


よくやってきたよ、頑張ったよ、さあ もうそろそろ自分を一番に
考えていいんだよ。
60を超えると言うことは、終わりに向かって新たな人生に踏み出す
時なのかもしれません。


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「赤いハート・A」 洋紙に墨、アクリル



それなりに身体の不調もあるけれど、それもまた「生きる」と言うこと。
養生しましょう。

赤いハートは 自分へのエール。
自分を愛することを 忘れている人へ、これを見たら思い出せるように・・・。
これが私、こんな私。どんな「私」も愛せるように。



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「赤いハート・B」 和紙に墨、アクリル





金龍の旅立ち

龍の絵というのは、いつも不思議だな〜と思うのです。
この絵は2007年に描いたもので、12年も前のものですが
最近、龍の絵が欲しいという方が突然現れて旅立ってゆきました。

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「夜明け」 (墨、アクリル、パステル) 額装寸法:縦800×横1200mm


2006年に中国(天津)の展覧会に行ったときに、周りが黄色い龍だらけに
なって(例えば、空を見上げれば黄色い龍の凧が上がっていたり、ホテルの
私の部屋の前の廊下に黄色い龍のタペストリーが掛かっていたり、廊下は
長いのに私の部屋の前だけ)
まあ中国ですから龍は珍しくないのですが、なぜ黄色?
滞在中、あちこち黄色い龍だらけでした。
それで帰国してから、これは黄色い龍を描けってことかな・・・と描いた
絵でした。だから中国の思い出に、絵の中には万里の長城も描かれて
いるのです。

一度、代官山での個展に出しましたが、その後は長い年月を静かに眠って
いた金龍さんが突然、目覚めたのですからビックリです。
行った先は整骨院の先生の所。
だから私は相応しいと思いました。
一人の方がお家に飾るには、ちょっとエネルギーが大きいです。
院内の待合室に飾る、と先生はおっしゃっていました。
たくさんの患者さんがみえるし、きっと先生のパワーになる・・・と
(勝手に)思いました。

どうも龍は自分の行く所は自分で決めているような気がして仕方ありません。
箱根神社に行った龍たちも、私がそう決めた訳ではないし。
本当に不思議です。
実はこの先生、若い頃は中国にいらしたのだとか。
やっぱりそのご縁なのでしょうか・・・




個展のご報告、その2

前回の続きです。


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個展の最中は非日常的な時間で、普段は黙々と一人で絵を描いているのが
普通ですから、一度にこんなに大勢の方、知り合いも知らない方も含めて
お目にかかるのは嬉しいことですが緊張もします。
そして、絵を見てくださった方の「生の声」が聞けることが1番の収穫でしょうか。
「客観的には見れない自分の絵」を人がどう見て、どう感じるのか貴重なご意見を
たくさん頂けて、毎日がギフトの連続でした。
これはお金では買えない宝物です。
そして思いがけないサプライズ、例えば「ブログを見て来ました」とか、わざわざ
遠方から来てくださったりとか、そういう瞬間があるからやめられないんですねぇ。

お越しくださいました皆さまはもちろんですが、こうしてブログを見てくださっている
皆さまにも心より御礼申し上げます。

それではごく一部ですが、皆様との写真をご紹介します。
写真に大小ありますが、頂いた写真は小さくするやり方がわからなくてそのまま
載せました。ごめんなさい。
順番も日付順ではありません。悪しからず。


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個展のご報告、その1

お陰様で、無事個展終了しました。
お越し下さった皆様、ありがとうございますざいました。
お越し下さったのに、お目にかかれなかった皆さま、ごめんなさい。


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「愛でるギャラリー祝」の入り口です。


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奥にギャラリースペースがあり、手前はブティックになっています。
レジカウンターの後ろには新作の小作品が並びます。


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個展の題名にもなっている「存在と消滅」がお出迎え。


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ギャラリースペースに入って左側は中作品が並びます。


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正面から見える壁には、大きな作品。こちらは新作3点です。
左から「不器用な心」「記憶のインデックス」「秘密の扉」です。
男性のお客様に「どれがお好きですか?」と伺うと「不器用な心」と答えた方が多かったです。


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左から「沈黙」「葛藤」「activate」
女性の方には「activate」が人気ありました。



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大きな作品の反対側には抽象と具象を合わせた作品。
左から「泳鯉(エイリ)」「昇鯉(ショウリ)」「白いカラス」
一番人気は「昇鯉」で「こういう具象と抽象を合わせた作品をもっと描いたらいい」という
ご意見が多かったです。参考にさせて頂きます。



お店の外にも展示スペースがあって、
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小作品「蜂」と

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その隣に中作品「昇華」が飾ってあったのですが、ちょっと分かりにくく
気づかずにお帰りになってしまった方もいらしたようでした。残念。

展示風景はざっとこんな感じです。
とても綺麗なおしゃれなギャラリーでした。
昨年の京都のギャラリーとは趣が違って、同じ作品でも同じに見えない、と
おっしゃる方もいました。
確かに場所が変わると、絵の表情も変わって見えました。

次回はおみえになったお客様の写真を掲載いたします。





個展、裏話

いつも同じでは、いつも観てくださる方がつまらないので新作はもちろん、
新作ではないけど個展未発表の作品、お部屋に飾れる小さい作品、といろいろ考えて
選びました。

今日はその中でも「自分のお部屋に飾れる小さい作品」を3点紹介します。

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「クロス」 縦52.5×横41㎝

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「赤いハート」 縦40×横31㎝

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「蜂」 縦40×横31㎝

昨年、京都の個展でも小さい作品はありましたが、どちらかといえばダイニングとか玄関など
人に見られる場所をイメージしていました。

今回は全くのプライベートな感覚で、自分だけの、自分のための絵をイメージして描きました。
もっと言えば、自分だけの心の場所に行くための絵。
これをぼーっと眺めていると、そこに行ける・・・というような、
内面的なものを表していると思います。

今までの世界とはまたちょっと違った世界です。
でもやっぱり和紙に墨で描いています。

私自身、新しい発見もあって、描いていて面白かったです。
これはこれで、シリーズ化してもいいかな〜なんて。(シリーズ好き・笑)



*絵の著作は江田朋百香にございます。無断掲載は固くお断りいたします。