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吉田美保子さんの展示会へ

台風一過の晴天の日、吉田美保子さんの展示会に
行ってまいりました。
場所は南青山のギャラリー、イトノサキ。

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2年半くらい前になるでしょうか、吉田さんとバッグの作家、善林さんの
コラボ作品のバッグを持って伺いました。
これがこのバッグのシリーズの第一号になるんですよ(と、何の意味も
ありませんが自慢してみる。 笑)
会場にはこの子の姉妹も並んでおりました。

素敵な帯や着尺が並ぶ中、ため息をつきつつ拝見しましたが、この日
私が会場に入った途端に心惹かれたのは、真綿の赤系のストール。
日本の色彩で言えば蘇芳色(すおういろ)と今様色(いまよういろ)の間くらい。
このほっこりした暖かい色に一目惚れでした。

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何とラッキーなことに、ストールを買うともれなくストールを入れる袋が
付いてきます。確かにこのままバッグに入れると、糸が引っ掛かったり
しますものね。ナイスアイディアです。

着物でも洋装でも、どちらにも活躍してくれそう。


吉田さんの展示、台風の振り替えで明日15日(火)11:00〜19:00も
展示するそうです。

イトノサキ
港区南青山4-1-5 KFビル2階 TEL03-6721-1358 月曜定休
東京メトロ銀座線「外苑前」より徒歩6分



「1933年の室内装飾」

白金台にある庭園美術館に行ってまいりました。
今は美術展ではなく、この建物の建築や装飾がじっくり観られる展示と
なっています。普段は公開されない部屋や浴室なども観られます。
そう言えば、何度となく来ている美術館ですが、建物そのものや
お部屋をそう言う目で見たのは初めてかも。
いつもはやはり展示品の方に目を取られていましたから。

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ご存知の方も多いと思いますが、ここは旧朝香宮邸でした。
主要な部屋の設計をフランス人装飾家アンリ・ラバンに依頼し、日本側では
宮内省内匠寮の技師、権藤要吉がその設計に取り組みました。
つまり日仏のデザイナー、技師、職人が作り上げたまさに建物そのものが
芸術品です。

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装飾金物、輸入壁紙、漆塗り、照明器具、型板ガラス、タイル・・・と何を
観てもため息しか出ません。
本当にここに人が住んで生活していたの?(まあ人と言っても普通の方達ではないですが)

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この建物と室内装飾の展示は9月23日までです。
都会のオアシスのような庭園美術館、まるでどこかの別荘に避暑に行ったような感覚でした。

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「1933年の室内装飾」 7月20日〜9月23日
午前10時〜午後6時(入館は5時半まで)
休館日:毎月第2・第4水曜日
東京都港区白金台5-21-9 03-5777-8600
入館料は展覧会によって異なります。

第20回 日本・フランス現代美術世界展

今年もこの展覧会の時期となりました。

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日本・フランス現代美術世界展
会期:8月7日〜8月18日まで
場所:国立新美術館(東京・六本木) 3A展示室
時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)


年々暑くなるこの時期に、どうぞ見にきてくださいとはとてもとても
申せませんが、もしお近くにいらっしゃることがありましたら、
涼みに来てください。


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今年は左から「秘密の扉」、「不器用な心」の2点を出品いたしました。
これらは4月の個展に出した作品です。





美しすぎる人間たち

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以前テレビで観て、すご〜く興味のあったヨシダ ナギさんの写真展に
行ってまいりました。

一言で言うなら、素晴らしかった!
ヨシダ ナギさんは、簡単に言うなら世界の少数民族を撮るフォトグラファーです。
(って、考えただけでも簡単ではありませんよね)

人間ってこんなにも美しいものだったんですね〜。
人間と言っても、都会で暮らす私たちではなく、自然の中で土地のものを食べ
民族の誇りである衣装を身にまとい、ほとんど世界と混じることなく生きている人々の
ことです。

言葉で説明するより、見ていただくのが一番だと思うので、ここから写真を並べます。
会場は写真撮り放題でした。横浜まで来られない方の為に、頑張って撮りましたが
部族については、把握しきれてないので(間違うと失礼なので)分かるものだけ
記しました。


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スリ族:世界一おしゃれな少数民族と言われている。結婚式やご機嫌な日は草花で着飾る。

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アファール族:牛脂で白くしたアフロヘアが伝統的なスタイル。外国人はおろか、カメラも知らない
素朴な人々。

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トゥアレク族:青の部族と呼ばれる彼らはインディゴブルーを身に纏った遊牧民。
恥ずかしがり屋ゆえに、顔を隠しているそう。

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ヒンバ族:赤土を身にまとった彼女たちは「世界一美しい裸族」と呼ばれている。
自分たちの感情を表に出さない文化なのでコミニケーションはとても大変だったとか。

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ボロロ族:どの民族もそれぞれ美しいがヨシダ ナギさん曰く「ずば抜けて美しい!」と言うボロロ族。
イケメンはえてして性格が悪かったりするが、ボロロ族は驚くほど性格も良いのだとか。

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フリ族:通称ウィッグマンと呼ばれている彼らの大きな帽子は、実は自分の毛髪で作ったカツラ。

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アサロ族:特殊な土で作られたお面をかぶる、通称「マッドマン」 このお面はかなり重い。

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ヨシダ ナギさん、現地ではこのような姿で撮影をしたそうです。

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他にも素晴らしい写真がたくさん、ありましたがブログではこれが限度。
ご興味ある方は、ぜひ横浜そごうにいらしてください。

ヨシダ ナギ写真展 HEROES 2019
場所:そごう横浜店 8階=催会場
会期:7月2日(火)〜15日(月) 
開場時間:午前10時〜午後8時
入場料:一般・大学生500円 高校生以下無料




香と花と鼻煙壺

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この美しい小瓶たちは何?
それが知りたくて・・・
愛でるギャラリー祝の「香と花と鼻煙壺」展に行ってまいりました。

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祝子さんとツーショット

今回はいつもの愛でるギャラリー祝さんとは違った雰囲気です。
祝子さんがアレンジした花々と、以前にもご紹介したお香の今昔美未実
(こんじゃくみみみ)さんと鼻煙壺のコラボ展示です。

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私の作品「ともだち?」もいい感じで飾ってくださいました。

さて、問題の「鼻煙壺」です。

鼻煙壺 BIENKO 別名、スナッフボトル。
フランスのジャン・ニコ(ニコチンは彼の名前をもじってつけられた)が、フランスの王妃、
カトリーヌ・ド・メデシスに薬草として献上し、頭痛薬、気付け薬として使われ、これ以降
フランスの宮廷では嗅ぎタバコが流行しました。
その後、一般庶民にまで広がったのが17世紀。
ナポレオンやマリー・アントワネットなどは嗅ぎタバコの愛用者で上品なタバコの楽しみ方と
して上流社会に愛されました。
そして、新しい嗜好品として、中国の明の時代(1368〜1644)にイタリアから中国に伝わりました。
その目新しさと「百病を鎮める」薬効があると言われた嗅ぎタバコは、上流社会を中心に
中国でも大流行しました。
その後の清(1636〜1912)時代の極盛期を経て、携帯用の容器から芸術性を競うものへと
変化しました。
その素材も様々に分化し金銀錫の金属、玉や瑪瑙などの貴石、白磁など陶器やガラス、エナメル
象牙、等々ありとあらゆる素材がこの小さな壺に使用されました。
その中でも特に出来栄えの優れた作品は清の歴代皇帝の指示のもと、宮廷工房において制作
されたものが多く、これらは現在、清朝の代表的な美術工芸品として世界的に高く評価されて
います。(以上、説明書きより抜粋)

と、ちょっと説明が長くなりましたが、そういうものだったんですね〜この小瓶ちゃんたち。
初めて知りました。でも、もしかしたら昔の映画なんかで、気を失った貴婦人に小瓶を嗅がせて
気付かせる・・・なんてシーン、見たことあったかも。

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小さくて可愛い上に、1つ1つぜ〜んぶ違うんです。

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このコーナーは水辺のイメージということで、瓶の柄もカエルとか金魚とか

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色も形も素材も全て違うのでずーっと見ていても飽きないのです。

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これらは、あるコレクターさんが中国に行く度に、集められたそうですが、集めたくなる
気持ち、分かるな〜。

今昔さんの粉のお香というのもあって、その粉と壺のセットもありましたよ。
美しい花と良い香とエキゾチックな鼻煙壺に癒されて、なかなか立ち去りがたい展示で
ありました。

「香と花と鼻煙壺」展
2019年6月11日〜16日まで 11:00〜19:00まで(最終日は17:00まで)
MEDERU GALLERY SHU 愛でるギャラリー祝
千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルプラザ2F
tel 03-6550-8111
medelgalleryshu.com