FC2ブログ

七五三

今年はちょうど、○子ちゃんが7歳、H君が5歳でダブル七五三でした。
コロナ禍ではありますが、こんな時だからこそお祝いせねば、と
ジジババも参加いたしました。

IMG_6065.jpg

お天気にも恵まれ、穏やかな日でした。
まさか、マスクをつけてのご祈祷とは・・・
でもこれもきっと、後になって「あの時はねぇ・・・」と思い出の1ページと
なるのでしょう。

IMG_6058.jpg

孫たちが元気でこの日を迎えられたのが、何よりのお祝いです。


IMG_6062.jpg

ジージーズと孫達。


IMG_6055.jpg

この日、娘が締めたのは私の母の帯。
私もお祝いの席などで、何度も締めた大好きな帯です。
こうして受け継がれてゆくのは、嬉しいことですねぇ。


この日の私は沖縄、花織の訪問着。

IMG_6087.jpg

裾と袖には、渋い紫のぼかしが入っています。

IMG_6089.jpg

IMG_6079.jpg

9ヶ月ぶりの着物、しかも訪問着でハードル高かった。
二重太鼓の結び方、ああだっけ?こうだっけ?と思い出しながら・・・
なんとか結びました。


爽の会

着物友の踊りの会に行ってまいりました。
前回は2年前でした。
あの時は気温35度の猛暑日で、渋谷の駅を汗をダラダラかきながら
歩いた記憶が未だに残っています。
それに比べると今年はまだ良かった。(でも30度超えてましたけどね)

場所はセルリアンタワーの地下の能楽堂。
素敵ですね〜、お能の舞台って。
今年、彼女が踊ったのは「助六」
男踊りを黒留でスッキリ、カッコ良く踊られていて見惚れてしまいました。
女性が女らしい仕草で舞うのも素敵ですが、どうも私は女性がキリッと
舞う男踊りの方が好みです(笑)

長年、踊りをなさっている方のあのぶれのない体幹の素晴らしさ、
姿勢の良さ、本当に羨ましいと思います。
実は私も日本舞踊、習っていた時代があったのです(10代の頃ですが)
その頃は親に言われて、いやいややっていたものですから・・・
ああ、もっとちゃんとやっておけば良かったと今頃思う次第。

さて応援に駆けつけた着物友、総勢8人ですが、お写真載せられません。
P.Cをアップグレードしたら、写真掲載に色々と不具合が・・・(汗)
アナログなおばさんですみません。
(皆様のお着物姿はそれぞれのブログで)


という訳でここでは私のだけ載せておきます。
(自分の携帯で撮ったのは調整可能でした)

IMG_2440.jpg
ブルーグレーの夏塩沢に黒字に銀糸の格子柄の帯。
帯留めは満月に波、帯飾りはsakurakoさんのクリスタル。

IMG_2454.jpg
お太鼓


鱗紋の帯

私がデザインして、織姫・吉田美保子さんに織って頂いた
鱗紋の帯が仕立て上がってまいりました。

IMG_2175.jpg

合わせたきものは、グレイッシュなピンクの八丈織。

IMG_2171.jpg

帯締めを濃いめの青系でしめて、帯揚げは春らしい黄色系。
帯飾りはSakurakoさん作の、クリスタルスカルです。

IMG_2182.jpg
お太鼓

布で見ていたのと締めるのでは、やはり違うものですね。
鱗紋と多色の縞の組み合わせが、なかなか面白い、ありそうでない帯に
仕上がったのでは、と自負しております。
もっともこの成功には吉田さんのお力が「大」であります。
吉田美保子さんに感謝❤️






美しすぎる糸

待ちに待ったその日が来ました。
帯が織りあがったのです!

IMG_2112.jpg

美しい布ですね〜。
私の描いた図案がこんな風に布になるとは、感無量です。
美保子さん、期待以上です。ありがとうございました。


IMG_2113.jpg

金糸、銀糸もそこはかとなく、品良く光っています。

IMG_2114.jpg

見えないところも、こんなに美しい。


そして、感激したのは・・・

IMG_2110.jpg

この糸の見本。
なんと艶やかで、繊細で、この微妙な色の違いときたら・・・。
こんなに細かく色分けしてくださったのですね〜。

絵の具や墨では、水の加減などで図らずも微妙な色が出来てしまうのですが、
それを糸で表現するというのは、どんなにか大変な作業であったろうかと
今更ですが気づきました。
本当に脱帽です。

さて、これからお仕立てに出して、帯の完成をワクワクしながら待つ日々です。
帯となって締めたら、きっとまた違う表情が見えるはず。
楽しみですね〜。


吉田美保子さんサイト



帯のデザイン・その2

2度目の試し織り作品を持って、織り姫・吉田美保子さんが
おいでになりました。

鱗紋帯、二度目の試作
平置きしているので、色が薄く感じますが、立てるともっと色が
前に出てきます。これも織りの不思議なところですね。

写真を載せてはみたものの、織りの素晴らしさは写真では伝わりません。

正直なところ、織り(ブラッシングという技法も使っているそうです)でここまで
忠実に原画を再現してくださるとは思っていませんでしたので、感動です。

お話を伺っていると私が何気なく墨の加減で濃くしたり、薄くしたりしている
ところを吉田さんは経糸、緯糸で織り方を調節したり、糸の太さを変えて
変化をつけ、バランスをとっているのです。

同じ糸で色だけ変えても平面的な仕上がりになってしまうであろう事は
素人の私にも想像はつくのですが、ではどの様に表情をつけるのか?
これはちょっと私には分かりません。

この糸を2本取りにして・・・とか、ここは節のある糸で・・・とか
それはそれは細かく考えていらっしゃるのです。

鱗紋帯、二度目の試作、お太鼓部分
お太鼓に出るのはこの辺り。
ともするとキツくなってしまう三角も、織りのたおやかさで良い風情。

「ああ、吉田さんにお願いして良かった!」と思ったのは、彼女はたぶん
無意識のうちに、私の中にある「何か」を感じとって、私が原画の中には
使っていない色を縞の中に入れてくださったこと。
それによって、ただ「男前」だったこの帯に品の良い優しさが加わりました。
織り姫の感というのか、長年の経験からか原画に忠実でありながら、
美しい化学変化をおこしてくれました。

これこそ私が一番最初に思った「描いた絵を織って布にしたらどうなるんだろう?」
という素朴な疑問と好奇心の答えです。
しかもそれは期待以上でした。

絵はマットですが、織りは光の当たり方で陰影が出来るし、そこに布の(糸の?)
持つ力強さと繊細さが混在し生まれ出る奇跡にも似た実証。
それがこの帯です。美しい。やっぱり織りは美しい(布好きにはたまらない)。
これは間違いなく、私を守ってくれる帯だと思いました。

さて、綿密な打ち合わせを経て試し織りは終了。
いよいよ本番の織りに入ります。

<つづく>