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Only one bag


冷たい雨が降るとある日、吉田さんがバッグを届けて
くださいました。
吉田さんと言うのは、染め織りの作家 吉田美保子さんです。

時々、吉田さんのサイトを拝見している私。
たまたまサイトをリニューアルした直後にお邪魔したみたいで、
吉田さんもビックリ、まだ誰にも話してないのに・・・と。
ちょうど軽いバッグを探していた私に、ピンっときたのが吉田さんが
織って、京都の善林さんが形を作ったバッグ。
あ、これだって思いました。

私が一番使いやすい大きさ、形、そして好きな色で世界に一つの
「私のバッグ」を作って頂きました!
それがこれです。

吉田バッグ2うち

裏側はこちら
吉田バッグ3、うち

このちょっと太めのヌメ革の持ち手がかっこいい。

吉田バッグ1
バッグを手に喜ぶの図


着物に合うバッグということで作られたそうですが、私は洋服で
普段にガンガン持ちたい、とリクエストしました。
思ったよりもずっと軽くて(ほら布地って裏地とか付けると重くなったり
するでしょ)大満足です!
もちろん、着物にも合いそうですね。
無地系の紬とか、久米島紬にも合いそう。
マチが12センチくらいあるので、結構たくさん入りそうです。

表側に部分的に入った黄色が効いてますね。
実は黄色は私のラッキーカラーなんです。
中の裏地も良い色だし、細かいところまで拘って作られていることが
よく分かります。吉田さんと善林さんのコラボ作品、お二人の作家さんの
魂が織り込まれ、縫い込まれているバッグ、愛を感じるな〜。
やっぱり私の目に狂いはなかったです。
さあ次は私の番ですね、愛を込めて大切に使わせて頂きますよ〜。


吉田美保子・サイト

善林英恵・ブログ





お肌の潤いは心の潤い

いくつになっても

良い本と出会いました。
小林照子さんは80歳で現役の美容家。
こういう大先輩のお言葉はグッと心に響きます。

日頃から健康と美容はイコールだと思って思っている私にはまさに
「 Yes, you right!」と言われたような心強い本でした。

私の30代、40代は子育てや仕事に追われ、50代は親の介護で休む暇も
なく、60代になった今こそ本格的に自分を労ろう!と決意した次第。
(夫の世話はあるのですが、まだ介護には時間がありそう・笑)
ところが「まずは家族のこと」と生きてきた私世代には どうしたら
自分が労れるのか難しかったりするのです。
この本には具体的に書かれているので、とても参考になりました。

「ブレない秘訣は『心配しない』こと」、「自分の機嫌を直す方法を
身につける」とか「短所は長所、プラスの印象にフォーカスすれば人は
輝く」etc,etc

美容の本ですが人生のアドバイスもいっぱい。
長年、美容のお仕事をなさって いろいろな女性と接してきた著者が
経験に元づいて書いているから説得力があるのでしょうね。

「美容の本質は肌を通じて、自分や人を丸ごと抱きしめてあげるような
 愛情を注ぐこと」
「大人の女性が目指すべきは「美人」ではなく「魅力人」。
 自分で自分をプロデュースする能力がモノをいう」

いや、もう紙に書いて貼っておきたい(笑)

ではここで TERUKO METHOD からツヤピカお肌になる「蒸しタオル
クレンジング術」をご紹介します。

1、ポイントメイク(アイメイクとか口紅)を落とす。
2、クレンジングクリームで汚れを浮かせる。
3、ティッシュで油分をおさえる。
4、蒸しタオルで顔を温める。
5、しっかり保湿する。

蒸しタオル

ただこれだけの事なんですが、この蒸しタオル、メンタル面にも効く
ようで、本当に気持ち良いし「自分を労ってる感」がすごくして
私は大好きになりました。
「忙しくてそんなことやってる暇ないわ」とおっしゃるそこの貴方、
貴方にこそやって頂きたい。
ほんの5分もあれば、お肌も心も潤うのですから。

これからどんどん高齢化が進んでゆく訳ですが、元気のないくすんだ
お婆さんより明るい光り輝く(ちょっとオーバーか)お婆さんを
目指しましょう!
女性が元気だと国も元気になるそうですから、もはやこれは一大国家
プロジェクトですわよ(笑)


ビリーエリオット

久々のミュージカルです。しかも日本の。
私、日本のミュージカルはちょっと・・・と思っておりましたが、日本も
ここまできたんですね。ビックリいたしました。

ビリーエリオット

「ビリーエリオット」素晴らしかったです。
たまたまテレビでビリー役のオーディションのドキュメンタリーも見ていた
ので、あの時の少年が1年の練習でここまで成長するとはおばさんは感動
いたしました。
しかも、この日のビリー役、リキ君はバレエもタップもやったことがないという
一番最後に合格した子で、おーおーよくここまで頑張ったねぇとお母さんのような
気持ちになってしまって、おもわずハンカチで目をおさえましたよ。
まだまだ荒削りですが、歌が好き!踊りが好き!という情熱は十分伝わってきました。

一流の指導者に出会って見事に開花する少年の成長する姿、それを見る醍醐味がそのまま、
このビリーエリオットの魅力なんですね。
感動するって、なんて素敵なことなんでしょ!

誘ってくださったR子さんに感謝です。


さてこの日、ご一緒した皆様。他にお洋服の方お二人。(すみません、写真は着物姿のみ)

ビリー、着物組4人

葵の帯絵美さん、リコさん

皆様それぞれに、長月の単衣が素敵でした。


私はこの日の朝、雨模様だったので
英さん、秋草柄小紋
英さんの秋草の小紋に、黒地の夏帯。
帯揚げは薄ピンク、帯締めはグレー、薄緑の渦巻きの帯留め

黒夏帯お太鼓、
お太鼓




小さな旅

お墓参りの朝は、まだ雨の残る肌寒い日で、用事のある夫を残して、
1人で小田原に向いました。
ところが駅に着くと何とも気持ちの良い秋晴れに!
あら〜こんな日にお墓参りだけして真っすぐ帰るのはもったいない、
と思ってしまった私は不謹慎でしょうか?
ご先祖様、ごめんなさい。

で、前から行きたいと思っていた箱根の岡田美術館へ足を伸ばしたのです。
思ったよりも大きな美術館で何と5階建て。見応えありました。
入館料はちょっと、お高めですが1度チケットを買ってしまえば、外の
足湯カフェにも入れるし、庭園散策も出来るし、開化亭でランチを食べてから
また戻ってゆっくり展示を見ることも出来るので、一日居られる。そう考えると
そんなに高くもないのかも。

岡田美術館入口

今回は138年ぶりの夢の再開ということで、喜多川歌麿の「雪月花」大作の三部作が
一同に会しての展示となります。
「深川の雪」は日本にありますが、「品川の月」はフーリア美術館(ワシントンD.C)
「吉原の花」はワズワース・アセーニアム美術館(コネチカット州)の所蔵なのです。
3枚の大作を並べると圧巻。大きい画面に細部まで細かく描かれており、この3枚の前を
何回往復したことでしょう。堪能いたしました。

この岡田美術館、常設展も素晴らしく、特に陶磁器は中国の清朝、韓国の高麗、李朝、
日本は古九谷、鍋島、野々村仁清や尾形乾山など素晴らしい展示と数で一生懸命
見るとどっと疲れてしまいます。

という訳で敷地内にある開化亭で腹ごしらえ。

開化亭

肉牛蒡うどん
頂いたのは、肉牛蒡うどん。

店内
窓の外のこんな景色を見ながら、お出汁の効いたうどん、おいしゅうございました。
写真には写ってませんが、すぐ横に自然の滝があって清涼感たっぷり。

湯雨竹
これ、何だと思います?

「湯雨竹」と書いてありました。
90度の温泉を数秒で冷却させる竹製の装置だそうで、加水をせずに温度を下げるので
泉質や鮮度を損なわないで源泉そのままを楽しめるのだそうです。
昔からの方法なのでしょうか? さすが温泉地ですね。

もちろん足湯カフェにも入り秋の一日をまったり過ごせて幸せな小さな旅でした。
突然の思いつきで夕飯の仕度もなにもしてこなかったので、帰途は急いで。
「あいつ、出てったきりちっとも帰ってこない・・・」という夫のつぶやきが
聞こえてきそうな帰り道でした。(笑)




攻防のはて

ここ暫く、日本蜜蜂のこと書いてません。
なぜなら毎年最後は決まって、スズメバチに巣が襲われて悲しい結末を
迎えるから。

相変わらず、長平庵の床下とか軒下から入った所に日本蜜蜂は巣を作るの
ですが、今年も例年と同じ結末でした。
日本蜜蜂も力の限り応戦したとみえて、ことしの戦場後はおびただしい死骸の山
でした。
その中にスズメバチの死骸もチラホラ。

スズメバチ

憎っきスズメバチではありますが、彼らもまた懸命に生きようとしているので
あります。以前はこんなにスズメバチも多くなかったので、異常気象のせいでしょうか?
それとも人間が山を切り崩すので、日本蜜蜂もスズメバチもこんなに人のいる所まで
降りざるを得なかったのでしょうか?

蜜蜂は蜜を蓄えて越冬しますが、スズメバチは蓄える習性がないので生き残るのは
冬眠する女王蜂のみ。あとは冬になれば死んでしまうと聞きました。
これもまた、生き物の「哀れ」ですねぇ。

私のワードローブ

果たして こういうモノが必要かどうか、よく分かりませんが、要はこういう事を
するのが好きなんですね。
「私のワードローブ」と題したこのファイルは、誰に見せるでもない自分だけの
もので、しかも着る服といえば、白、黒、グレー、紺みたいな色が多いので
色彩もないのですが。

でも朝、時間のない時とか パッとこれを開いて「よし、これ!」と何も考えず
ファイル通りに仕度すると、ほんの数分間でも悩む時間が節約できて、しかも
慌てて変なコーデで一日中、不快な思いをすることもなく、時間とストレスから
解放されるのは確かです。

私のワードローブ

しかも「キチンとお出掛け着」は仕事で人に会うとか、目上の人との会合とかに
OKなもの。「ちょっとしたお出掛け着」は美容院とか歯医者さんとか買物や
友人とランチもOKなもの。とTPOでも選べるので便利。

そして時々見返して、ああこれは1年以上着ていないなというものは、
その年の処分対象になります。
また自分の好みがハッキリ視覚化されるので、時々襲ってくる「たまには違う恰好が
してみたい病」「たまにはスカートはいてみたい病」を防いでくれます。
(買ったって着ないでしょ!とファイルが顕著に物語っているから)

そして同じようなものを買ってしまう予防にもなります。
だから私にとっては良い事ずくめなのです。

私のワードローブ2

きもの好きですが、洋服も大好きなんですねぇ。
とは言え、写真撮って それに合うバッグや靴をコーディネートして、注意書きも
書いてって結構、手間のかかる作業なんです。
やることが山積みの中で、これをやってしまう私って、夏休みの宿題が
終わってないのに、他のことを夢中でやってしまう学生の頃と全然変わってない!
(笑)





道しるべ

来年4月の個展にむけての小作品の額装が出来てきました。
なかなか良い出来で気に入っています。
小作品は「自分の部屋に掛けたい絵」を基本にしていますので
飾っていてもうるさくなく、でもふと目をやると静かに何かをうったえている、
ちょっと暫し眺めていたい感じを大切にしています。

道しるべ
「道しるべ」 画材:和紙、墨、アクリル

これは「道しるべ」という作品で、人間生きていると必ず、どちらかを選ばなければ
ならない時が必ずあるもので、右と左では大きく人生が変わってしまうと分かっている時ほど、
迷ってしまいます。そんな時にこんな道しるべが立っていて自分の行くべき
方向を指し示してくれたら、こんなに楽なことはありませんよね。
でも、見てください。道しるべには何も書いてありません。
そう、あなたがどちらを選んでも間違いではないのですよ。とこの「道しるべ」は静かに
語っているのです。
とまあ文字にすると哲学的(?)になってしまいますが、要はぼんやり眺めて頂きたい、
それだけです。(笑)


他にも「夜の帳」
夜の帳


「あけぼの」
あけぼの

などが額装済みです。
今回の個展では小作品をメインにしたいので、間に合う限り期限ギリギリまで
描くつもりです。
大きい作品にテーマが無い訳ではないのですが、小さい作品の方がテーマも
技術的にもより繊細さが求められるので、描く側としてはより内省する感じで
しょうか。でもそれは新鮮で面白い感覚です。


絵の著作は朋百香にございます。無断転写、掲載は固くお断りいたします。



お友達のリクエストに答えて

お友達のブログに彼女の若かりし頃のお茶のお稽古をする姿があり、
ああ、そう言えば私もこんな写真あったなぁ、と。

二十歳の頃だと思います。
これはお稽古ではなく、本式のお茶会。

お茶会1

宗匠がすぐ側でじーっと手元を見るので、緊張感半端無く、固まっている
私の顔(笑)

お茶会2

しかもお客様のこの顔ぶれを見てください。
皆様、この道何十年のベテランの方ばかり。
さぞや怖かったろうな〜、私。

でもこの時のこと、全然記憶にないんですけどね。

ところで、昔のアルバム見ていたら、こんなものもありました。

小学校卒業式

私の小学校の卒業式の父兄の集合写真です。
なんと、ほとんどの母親は着物に黒紋付の羽織り姿。
今から50年前はこんなだったんですねぇ。


横浜カフェ散歩

横浜に越して20年経つのに、あんまり横浜のこと知りません。
行く場所ってだいたい決まっていて、全く冒険してないなぁ
と思っていたところ、こんな本を見つけました。

横浜カフェ散歩

著者のMARUさんが、10ヶ月かけて横浜のカフェを食べ歩き
レポしたものです。
面白いカフェがたくさん載っていて、すぐにでも行ってみたい、と
思う所もありました。

それにしてもカフェって、ストーリーがあるんですね。
表紙のカフェは元町にある「JH Cafe」で、オーナーがハリウッド映画が
大好きでハリウッドに足を運び、ロケを見学し、パーティーに参加して
いるうちにハリウッドスターとも仲良くなっていった、という強者。
店内にはスターの写真や映画に使われた小物がズラリと並んでいて
大きなスクリーンでは映画も堪能できるそう。
店に入ったらお茶を飲む前に、まず店内をグルーッと見学しちゃいそうです。

中華街にある「ROUROU Cafe」は絶対行ってみたい!
「アジアのどこかにある国、朧朧国(ロウロウコク)。そこに住むアーティスト達
がデザインした洋服がインポートされてきている、というコンセプト」で
このカフェはアーティスト達が集う場をイメージしたのだとか。
オーナーはアパレルブランド「ROUROU」の社長さん。奥様はパリコレの
モデルさんだったのだそう。
独特のこの世界に浸ってみたいぞ。

ROUROUカフェ


その他にも歴史のある建物内にあるカフェとか、山手の洋館のカフェとか
興味深い所もたくさん載っています。
まずはじっくり、この本で研究して、爽やかな秋晴れの午後とかに
私の「カフェ散歩」に出かけましょう。




イタリア美術賞展

少し前のことですが、7月末にイタリア美術賞展が無事終了しました。
(会期:2017年6月29日〜7月30日、イタリア、ファヴァーラ市で開催)

イタリア美術賞展1

今回こちらには、昨年夏に日仏展(国立新美術館)に出展した「沈黙」を
出品しました。

イタリア、カタログ

カタログの中
左ページ、右下の作品 NEPU代表作家として出品した「沈黙」

そしてもう1点「兆し」を推薦されて出品したのですが、何とこれが大賞を頂きました。


大賞作品、兆し

私のような墨の抽象画で大賞が頂けるとは思っていなかったので、本当に
驚きました。

海外出品は、もうそろそろやめようか・・・と考えていた矢先、まだ
続けなさいということでしょうか。
それにしても何で私が?と他の受賞者の作品を拝見しながら思ったのですが
ある方に「絵というのは描いた人のエネルギーが込められている」と
言われ、ああそうかと思い至りました。
絵には目で見たその絵の色彩、構図だけでなく目には見えない何かが
描かれているのです。
私の場合はむしろそちらの方が大きいかもしれません。
そして「墨の力」外国の方はそこに、日本の神秘とか魂のようなものを
感じるのかもしれません。
実は墨の凄さを一番感じているのは私自身でして、描けば描く程嵌っていく
ようです。

何の為に描くのか、何を込めて描くのか、これまで以上に重要な意味を
持つことになるのでしょう。
ただそこに一貫してあるのは「解放」、解き放つということです。
私は自分自身を解き放つ為に絵を描いてきたのだと気付きました。
そして見てくださる方にもそれが伝わって共感してもらえたら、こんなに
嬉しいことはありません。

賞を頂くことは本当に嬉しいし励みになりますが、これに一喜一憂する
ことなく、また和紙に向かって新たな気持ちで一歩を踏み出すことに
いたしましょう。

選んでくださったイタリアの皆様、いつも応援してくださる皆様に心から
感謝致します。